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プロフィール/伊東充隆
伊東 充隆(いとうみつたか) / i Medic & Art 代表
1960年東京生まれ。東邦大学 医学部卒業。
東京女子医科大学総合腎臓病センター 外科、浜松医科大学 第二内科(心身医学)研究生を経て、西洋医学以外の様々な代替療法(セラピー、ヒーリング等)の修得、研究のため渡印。
帰国後、1997年より新世代医療研究所を開設。正常分子栄養学に基づく栄養療法とEsogetics理論を基にした光のセラピーとカウンセリングの統合医療を展開。
2005年からはi Medic & Artを開設し、全人的(身体ー心理ー社会ー実存)視点からバランスを支える支点磨きと意識の変容(「かるみ」のアート)とをメインテーマに多方面で教育・講演活動も行っている。


青空と雲のお話(1)
見上げればいつも青空があり、その時々の雲の表情があるように、
あなたの中にも内面の風景があり、そこにも青空が広がっています。
空の表情が決して止まらず、刻々と変わって行くように、
内面の風景の空模様も変わり続けています。
あなたが、私だと思い込んでいる、私の思考や気分・感情、そして記憶など、
内面に認識できる全てを 今、雲だと思ってみて下さい。
最近の秋晴れのように、雲のない青空は存在しますが、
空がない雲は存在できません。
考えるまでもなく、当たり前の事ですよね。
あなたの内面の風景も、全く同じです。
思考や感情などの雲がない青空(意識空間)は存在しますが、逆はあり得ません。
目には見えないけれども、確かに在るこの青空を
変わり続ける思考の雲の背後や周りに感じてみましょう。
本当のあなたは、変わり続ける雲ではなく、青空なのです。
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世界に魅了されているということ
小さい頃から、将来やりたい仕事はなぜか決めていました。
お医者さんになりたいという気持ちは、ずっと変わる事なく、迷った事は一度もありません。
親は電気屋さんをしていて、親戚にも医者はおらず、動機を尋ねられるといつも答えるのは、幼い頃から母が身体が弱くてよく入院をしていた事や、自分自身が13歳の時に肝臓を患い3ヶ月以上入院していた事です。
でも本当は、生まれる時にすでに決めてきていたと感じています。
しかし、医者になってからは、迷いと葛藤の連続でした。
今振り返ってみると、外科医の時には身体という物質的現実と向き合って来ましたし、心療内科医の時には人間の心と身体の複雑な相関関係に向き合ってきました。そして、西洋医学を離れてからは、人間の心身のより精妙な仕組みや構造の不思議さにのめり込んで行きました。
潜在意識、無意識を含めて、心の何層にも渡る因果の謎解きは、とても面白く感動的でもあり、夢中になっていました。
おそらく、この世界は、いくらでも次から次へと私達を魅了させ続ける謎解きを提供し続けることでしょう。
この世界とは、私の外に広がる物質世界と私の内に広がる心の世界の両方です。
私達は、この世界に善かれ悪しかれ魅了され続けています。
私の内側,外側という世界に魅了され続けている!
ポジティブだろうがネガティブだろうが、魅了されていることに変わりはありません。
世界のあらゆる内容から、ちょっと目を離して、私の外側と内側という世界に魅了されている事に気づいてみて下さい。
うまくいけば、ちょっと不思議な感覚になれると思います。
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