まずは、自分の内面にも青空が広がっていると感じてみましょう。
それだけでも、清々しく心地よくなります。
その内面に広がる青空に、次々と想念の雲が湧いて来て、風に運ばれて消えて行きます。
青空に退いて、広がって寛いでいるならば、ポジティブな雲であろうと、ネガティブな雲であろうと、ただ湧いて消えて行くだけです。
青空は、いちいち雲の形や色や大きさ、そして高さなどを判断して、文句を言ったりはしません。
しかし、私達のほとんどは、青空(純粋意識の広がり)ではなく、雲(思考、気分・感情、記憶、イメージなど)が私であると錯覚しているので、雲の形や色や大きさが気になって仕方が無いのです。
なので、ひっきりなしに雲を判断し、批評し続けています。もしも雲が本当に私そのものならば、私という存在は全く一貫性のない変化し続ける、いいかげんな奴だと思いませんか?(笑)
でも、それが本当に「私」でしょうか。
「私」とネーミングされているものが、本当は何を指し示しているのか、本当は何のことなのかを一度本気で見直してみることです。
やってみれば分かりますが、本気で見直すというのは、実は容易なことではありません。あっという間に、様々な雲が湧いて来て、私を誘惑し、連れ去ってしまうからです。(笑)
見直そう〜と、力が入って頑張ってしまうと、逆に雲だらけになってしまって、疲れるだけです。
本気で見直すコツは、逆説的なのです。やろう〜と頑張るのではなく、なるべくリラックスすることです。
もともとリラックスという言葉の語源は、「後ろに退いて広がって寛ぐ」という意味だそうです。
そこで、なるべく練習、実践して欲しいコツは、
雲の後ろに退いて、さらに退いて、青空に思いっきり広がって、そして寛ぐことです。
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